カロリー計算 タンパク質

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同じカロリー量を摂取していたら、太る具合も似たよってくるのか、という疑問がありますね。

たとえば同じ100kcalを摂取するとして、たんぱく質と炭水化物、脂質といった栄養素によって、人に与えられる脂肪量が変わってくるか、です。

この答えは、すべて一緒である、です。

ただ、それぞれの栄養素の消化率は変わってきます。たとえばたんぱく質は約30％、炭水化物なら10％、脂肪は5％未満、という数字が出ています。ですので、たんぱく質のほうが摂取した量より有利に働いてくれるということになります。

脂肪は摂取すると、脂肪細胞に取り込まれていく、というのは字そのままなので、わかりますよね？そして炭水化物も、消費量より多く摂取すれば、脂肪細胞に取り込まれていきます。

対して、たんぱく質は脂肪になることができません。というのは、たんぱく質はアミノ酸に分解されて体内に吸収されていくためです。

そしてこの体内に吸収されたアミノ酸は、血液中で身体のために働く源となり、必要に応じてエネルギーに転化します。

というわけですので、カロリーを同じだけ摂取するなら、身体のために役立つ要素の多いたんぱく質のほうが良いのです。